婚活Lesson3 お見合いは新米営業マンの心構えで

結婚相談所に入会すると、入会時にまとまったお金を払っているので、最初から「お客さん気分」で受け身の会員さんも少なくないようです。

でも実はお客さんではなくその真逆で、「自分は新米の営業マンでお相手がお客様(お得意様)」という気持ちで臨むべきなのです。

優秀な営業マンは、どんなタイプのお客様とも人間関係をうまく築いて信頼を勝ち取り、契約をとっているのです。
たとえ相手が気難しくても、無口で全く話さないような人でも。

「お見合い」を仕事の現場に例えるなら、とても大切な「最初の商談の場」であり、連絡先交換はすなわち「契約成立」と考えれば分かりやすいかと思います。

そう考えると、優秀で結果が出ている営業マンと、自分としては頑張ってるつもりなのになかなか結果が出ず苦戦している営業マンとの差が、婚活を始めてからスピーディにうまくいく人と、なかなかうまくいかず迷走気味で悪循環に陥っている人との差なのかなと思います。

今や世の中は変わり、誰でも普通に結婚できる時代は終わりました。

それどころか、婚活で結婚が決まること自体難しくなってきており、
「何でこんなに容姿もスペックもレベルの高い人が決まらないの?」
なんて驚くこともなくなりました。

それほど、婚活しても結婚出来ない男女が本当に沢山居るのです。
・・となれば、婚活は今や競争、営業と一緒です。

自分が契約を勝ち取るのか、ライバルに取られてしまうのか。

受け身ならあっという間にライバルに取られて負けてしまうのです。
男女比を考えても、特に女性は競争に勝たないと成婚が難しい時代。

今は新米営業マンでも、トップの営業マンを目指すくらいの意気込みと覚悟がないと、競争で勝ち残ることは難しいのかも知れません。
そして、一般的には中堅客との契約を重ねてから大手(本命)との契約が決まるものです。

婚活も同じことが言えます。
たとえ相手が本命でなかったとしても、実際会ってみたらプロフィールのイメージと違っていたとしても、お見合いの場は凄く大切です。
「本命でない人からは、どう思われてもいいんです」という心構えでは後日もし本命のお相手に会えたとしても、うまくいかないのです。

中堅客の契約が取れない営業マンが、いきなり大手の契約を取れるはずがないのと同じ理由です。

本命じゃないお相手(中堅客)より、自分がいいなと思う本命のお相手(上得意様)は上にいるはずです。 中堅客から支持されないようではお得意様から支持されるはずがないという事です。

誰からも選ばれる優秀な営業マンのように、
「お見合いは、一期一会の精神で」(出会いを大切にする)
「お会いした人から、また会いたいと思ってもらうこと」(契約成立)

これがとても重要になってきます。

また、自分は新米の営業マンという感覚であれば、うまくいかない事があっても自分を追い詰めることなく活動を続けられると思います。

今婚活が難しいと感じてる方、婚活にストレスを感じてる方にとってはちょっとした発想の転換にもなりますよね。
婚活って、新しい出会いや新しい可能性が拡がる活動なので、本来はもっと楽しんだりワクワクドキドキ出来る活動のはずですよね。

どうせやるなら苦しんだりストレスを感じるよりは、楽しんでワクワクしながら活動したいですよね。

どうしても行き詰まった時は、いったん肩の力を抜いて、上手に発想の転換も取り入れつつやっていけると良いですね。