「結婚できない人をゼロに」を掲げているパートナーエージェント
どんな場所なの?
「パートナーエージェント」という名前を聞くと、電車の車内広告をはじめ、あちこちで目にする機会が多い結婚相談所ですよね。有名な芸人さんを採用して、その芸人さんもまさかの結婚をしたのも記憶に新しいはず。
そんなパートナーエージェントは現在の代表取締役の佐藤社長が立ち上げた会社。代表者の方は婚活業界出身で、常に成婚率の低さに疑問を抱いていたそうです。
現時点の業界の成婚率は平均で約8~10%(※1)で、結婚相談所に通わなかった場合の婚姻率は約5%(※2)と言われています。
確かに結婚相談所に通った方が結婚できる確率は上がりますが、もっと何とかなるのではないかと考え、パートナーエージェントを作りました。
今のパートナーエージェントの成婚率は、27.2%(※1)。目標まではまだ到達していないものの、業界の平均成婚率をはるかに超えている状態。
「成婚」にこだわって作られた会社だからこそ、成し遂げられた結果と言えます。
それではそんなパートナーエージェント上野店に所属しているコンシェルジュの大道さんにお話を伺ってきましたので、その様子をお伝えいたします。
※1 成婚退会者 ÷ 在籍会員数
※2 2005年~2010年の国勢調査から割り出した日本の1年間の婚姻率。パートナーエージェント調べ
このこだわりが成婚率アップの秘密!
秘密1 コンシェルジュ同士の連携
他社では中々行われていないのが、コンシェルジュ同士の連携だと大道さんは言います。
どういうことかというと、一人のコンシェルジュが担当しているお客様たちの活動状況を、他のコンシェルジュにも共有したり、時には他のコンシェルジュが担当しているお客様の活動状況をそのコンシェルジュに話を聞きに行って、それを自分が担当しているお客様の交際や成婚に繫げたりすることがあるそうです。
データだけではわからない活動状況をお客様にも伝えることができて、お客様の選択肢の幅を広げることができます。
秘密2 オファー紹介がある
通常、マッチングはお客様の希望条件にあった人をデータで照合して、合う人たちをピックアップするものです。
ですが例えば、身長が170センチ以上の男性が希望の女性は、本当に169センチの男性はダメなのでしょうか?もしかするとダメじゃない可能性だってあります。
そういう場合に、コンシェルジュが「希望にはこう書いてあるけど、169センチの男性は本当にダメなの?」と直接聞いてくれるというわけです。身長だけがネックで会えなかった人も、コンシェルジュの一言で出会いの幅がぐっと上がります。
また実際に、結婚相手の希望をたくさん書いている人であっても、実際に成婚相手として選ぶ人は、希望の中の1つもしくは2つしか当てはまらない人と結ばれることもあると言っていました。
秘密3 婚活のPDCAのCを大事にする
婚活にもPDCAが存在します。ですが、その中でもパートナーエージェントが大事にしているのは、C(チェック)の部分。
例えば、会員になったものの半年間誰とも交際できなかった場合、何が問題なのかを理解しないと先に進めません。
コンシェルジュがその人の半年間の行動パターンや、その人を紹介された相手へのヒアリングなどをし、その結果をその人にフィードバックをします。
パートナーエージェントではレッスンも取り入れており、笑顔レッスンやメイクレッスンなど、その人に必要そうなレッスンを紹介して受けてもらいます。もちろん、レッスンを受けた後にもフィードバックをすることを忘れません。
レッスンの中で一番人気なのは、クオリティオブコミュニケーション(QOC)で、個人のコミュニケーション能力を学ぶセミナーも行っています。
男女の結婚に必要なすべてのことを、パートナーエージェントで学べるというわけです。
秘密4 面談に力を入れている
パートナーエージェントでは「面談」というものを行っています。これは、入会されて数ヶ月たったお客様に行っているものです。
一番初めの面談は、入会後3ヶ月。面談ですることは、入会時に決めた婚活モデルプランの見直しです。その人の3ヶ月間を振り返ってみて、コンシェルジュがその人に様々なアドバイスをしたり、こういう傾向があるみたいだということをフィードバックしてくれます。
コンシェルジュは常に現実を見据えて、お客様にとって時には心地よくはない言葉を伝えることもありますが、成婚に向かうためにはそれも必要なことだとおっしゃっていました。
秘密5 独自の成婚メソッドがある
パートナーエージェントには成婚メソッドというものがあります。成婚メソッドは誰か一人が考えたものではなく、パートナーエージェントの過去の会員様の活動データを集めて作り出したものです。
さらに、現場で働くスタッフの声を取り込んで新しいことを始めたりもします。
パートナーエージェントにはチームパートナーエージェントという理念もあり、スタッフ全員で会社を作っているところがあるため、現代のお客様のニーズに合ったフィードバックができ、実際に入会した人の満足度も高いというわけです。
特別編 年代別成婚しやすい人の特徴
20代
26~28歳ぐらいの人は、結婚をしたいという気持ちもあるものの、まだまだ恋愛をしてトキメキたいという気持ちが強い人がほとんどです。
コンシェルジュはまず、20代に対しては、結婚と恋愛は違うということをしっかりと伝えます。一緒にいると落ち着く人という目線で人を探してみてと伝え、それを素直に実行できる人が成婚までの道が早いとおっしゃっていました。
30代
比較的成婚しやすい年齢です。30代には40代とは違う危機感を抱いている人がほとんどなのですが、この「危機感」がいい焦りにつながります。
もう、何もしなくても何とかなると楽観視しないので、自らも行動的になることができるからです。
ただ、比較的どの年代にも多いようですが、相手を減点方式で見てしまう人が多いそうです。ここを加点方式で見られるように自分を変えられると、成婚までの道が早くなるとおっしゃっていました。
40代
40代に入ると、これまでの人生経験から、自分を作り出してしまっているために中々変えることが難しい年代。
変える必要はないと思う人もいるかもしれませんが、「今」の自分自身を受け入れていく事も大事です。
40代に一番必要なのは、ちゃんと現実を受け止めることだそうです。過去の栄光にすがらず、できる範囲で自分を変えていくことも大事だとおっしゃっていました。
婚活を成功させるために
コンシェルジュ大道さんの取材を終えて
大道さんにお話を聞いていて一貫していることが一つありました。それは、コンシェルジュはどれだけお客様に寄り添う事ができるかということです。
本当にお客様に成婚をしてほしいと願っているからこそ、時にはきついことも言ったりしますが、それはちゃんと相手を信用しているからこその言葉。
お互いの信頼関係をしっかり築くことで、お客様が本当に求めているのが何なのかを探し出すのもコンシェルジュの役割だそうです。
最後に大道様は、婚活で悩んでいるなら一度パートナーエージェントまで足を運んでほしいとおっしゃっていました。
ただそれは、入会をしてほしいと言っているわけではなく、ネット婚活など様々なやり方を試して、自分に合う方法を探してほしいからだそうです。
たとえ、パートナーエージェントで結婚相手が見つからなかったとしても、パートナーエージェントで気づきを貰ったおかげで、他の場所で結婚するということもあります。ここでの経験が何かに活かせられるように、しっかりとサポートしたいとおっしゃっていました。
また、他社と併用をしていたり、ネット婚活と併用している人は、実際に多いそうです。もし、最近婚活がうまくいってないと思っているなら、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?何かヒントを貰えるかもしれませんよ。