年齢に合う結婚相談所を選んだほうが良い理由
ユーザー層とサービス内容がマッチしないケースもある

結婚相談所毎にサービス内容や会員の年齢層が異なってきます。
例えば、リクルートが運営するゼクシィ縁結びエージェントは3万円で登録できて全国に店舗がありリーズナブルで人気の結婚相談所です。会員は20~30代が多く、離婚歴がある方もほとんどおりません。
結婚相談所は個人でも開業でき、副業で開業する人も増えています。個人が経営している小さな結婚相談所は、結婚相談所連盟というものに所属し、連盟の会員データベースを活用してお見合い相手を探せるようになっています。
30~40代の若い方が結婚相談所を開業するケースもありますが、そういう方はLINEやオンラインで相談できることをウリにしていたりします。
スマホ操作やWEBが苦手という場合、サービスをうまく活用できないかもしれません。
会員の年齢層が高い結婚相談所はパソコンで相手探しができない方向けに、今も郵送や電話で相談を受け付けていることもあります。必要なサービスは人によって異なります。
自分に合うサービスを提供している結婚相談所を選ぶことが重要です。
50代で結婚は無理と思う女性の方は知っておいて欲しい結婚相談所の年齢

結婚相談所は年齢至上主義と思われがちです。間違いではないのですが、若さが重要なのは男性も同じです。男性の方が若さの価値を軽く考えてしまいがちな方が多いのです。
そのためアラサーぐらいで結婚相談所を活用する方の男女比を見ると圧倒的に男性が少なく男性が有利になります。一方、女性は年齢を気にして40代を過ぎると婚活をする方がぐっと減ります。

そのため40代後半あたりから男女比でみると女性が少なく女性が有利になります。
決して50代の婚活を甘く考えて欲しくはないのですが、50代になると男女とも高望みしなくなり相手に対して許容できることが増えるのです。
例えば、30代後半女性は薄毛、肥満男性となかなか会おうとしませんが、50代になるとその辺も許容します。30代男性は初婚の相手を希望し、離婚歴はあってもいいけれど子どもがいる方は厳しいという方がほとんどですが、50代はお子さんがいても大きいこともあり相手の婚歴・子どもの有無は気にしなくなる方が多いのです。

結婚相談所で成婚する方の場合、年齢に比例して在籍期間が長くなりがちです。しかし、長期化は40代後半で止まり50代の場合は男女とも40代より活動期間が短く成婚退会する方も多いのです。
40代は30代と比べれば若くないですが、まだお子さんを持つことなど諦められない方もたくさんいます。40代は結婚相手への希望条件が多すぎる方が多いのですが、50代は自然と希望条件が整理されてきます。
あと10年前後で退職になるため、相手の学歴や仕事もさほど気にしなくなる方が多いのです。
50代におすすめ結婚相談所ランキング
1位 ツヴァイ

ツヴァイは昭和59年にできた結婚相談所で、一番店舗数が多く全国に50店舗あります。2020年からプライム上場企業IBJグループになりました。
在籍会員の平均年齢は40代で、20代から60代の幅広い年齢の方が活動しています。
ツヴァイ会員は約3万人にも加盟しているのでIBJ加盟会員約7万人の中から相手を探せます。一見すると、IBJだけでいいんじゃないのと思われがちですが、50代こそツヴァイ会員同士の紹介が重要になってくるのです。
IBJは相手に申し込むか、相手から申し込まれるかこの2パターンでしかお見合いは成立しません。人気がある方には申込が殺到し、お見合い0人という方もおります。ツヴァイでは希望条件に近い相手を毎月男女双方に同じ時間に紹介しあっているのです。紹介されたからプロフィールを見て会ってみようと思って生まれるご縁がたくさんあります。
他にもツヴァイは出会い方の種類が多いことがメリットです。結婚相談所からの紹介の他、店舗にあるPRボードにプロフィールを掲載したり、会員限定婚活パーティーも開催されておりなかなかお見合いが成立しない人にも幅広いチャンスがあります。
約9万人の会員の中から相手探しをすることができ、ツヴァイで出会って成婚退会した方は累計15万人にも上るそうです。
2位 ムスベル

ムスベルは全国に37店舗ある結婚相談所です。規模が大きな大手結婚相談所ですが、まるで個人経営仲人のように会員と距離が近く親身にサポートしてくれるのが特徴です。
結婚相談所はいろんな結婚相談所連盟に加盟していると説明しましたが、ムスベルはIBJ(日本結婚相談所連盟)、BIU(日本ブライダル連盟)、良縁ネット、全国結婚相談所連盟の4つの連盟に加盟しているため探せる人数が多いのです。
多くの結婚相談所は申込人数が10~50人ぐらいのことが多いです。50代の婚活は申込人数もある程度は大事になってきます。
というのも、結婚相談所は20代女性であっても10人の男性にお見合いを申込してもお見合いが成立するのは平均1人程度で、50代は20人に申し込みをしても1人成立するかどうかとお見合い受諾率がぐっと下がるのです。
年齢が上がればもっとお見合いは成立しにくくなりますが、ムスベルは申込人数に制限がないのでたくさん申し込みができます。
3位 エン婚活エージェント

結婚相談所に何を求めるかそれは人それぞれです。人によっては「続けられる安さが大事」という方もいらっしゃいます。
結婚相談所の中で成婚された方だけの統計を見ると年齢が上がるほど活動期間が長期化する傾向があり40代以上で成婚される男性の活動期間の平均は2年以上です。平均2年なので、中には数か月で成婚する方もいますし4~5年以上婚活する方もいます。
初期登録の費用はツヴァイは約10万円、ムスベルは10~30万円ほどです。気軽に登録できる料金ではないと思います。
エン婚活エージェントは店舗がなく、手続きはすべてオンラインで完結するためコストを抑えリーズナブルに活動できるオンライン結婚相談所です。登録料は10,780円、月会費14,300円、お見合い料も成婚料もありません。それでも希望条件に近い人を毎月6名以上紹介してくれます。
ネットの操作にあまり苦労せず、自分で活動できるのであればエン婚活エージェントはおすすめです。安いですが専任のコンシェルジュもいるので、うまくいかないときに相談もできます。
4位 サンマリエ

サンマリエは昭和56年に創業した歴史ある結婚相談所で、全国に23店舗あります。シングルマザー割引があり、離婚歴がある方におすすめです。
IBJに加盟しており、8万人の中から相手探しができます。会員限定婚活パーティーも開催しています。
結婚相談所は年齢、婚歴、条件といったスペックが重視されがちですが、婚活パーティーは雰囲気重視でマッチングするため、条件が不利な方でもマッチングしやすいのです。
しかも、結婚相談所の会員限定なので、婚活パーティーでマッチングした後にその相手との関係の進め方も相談ができます。
その他にハンドメイド紹介と言って会員のことを気に入りそうな人を仲人が探してきて紹介するサポートもあります。
5.IBJラウンジメンバーズ

IBJメンバーズは日本結婚相談所連盟(IBJ)の直営店です。全国に12店舗(首都圏6店舗、関西圏4店舗、名古屋、福岡)あります。
結婚相談所は複数人の異性と同時にデートしている状態(仮交際)から、相手を一人に絞った状態(真剣交際)に進み相手と相性を確認して3か月を目安に成婚退会します。
しかし、3か月の交際ではわからないこともあります。親の介護がある、家のローンがある、子どもの年齢、50代の婚活だからこそ確認することはたくさんありますし、結婚相談所退会後に気持ちが盛り下がって入籍は先でいい気持ちになるということもあります。
IBJメンバーズは入籍の意志を確認するまで在籍していても大丈夫というのが特徴です。指輪購入などのサポートもあります。
50代は人それぞれ
50代は結婚相談所選びを間違えないで
50代は結婚に対するモチベーションも、ITスキルも、必要なサポートも人それぞれです。
自分が必要なサポートが何か考えて、必要なサービスを提供してくれる結婚相談所を選びましょう。