移住×婚活が熱い!新しい婚活の形が注目されている5つの理由

移住×婚活が熱い!新しい婚活の形が注目されている5つの理由

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婚活コラム

移住して結婚もするが今ブームの理由

田舎の男性と都会の女性の出会い企画は昔からあった

農業、漁業等、場所に縛られる仕事があります。そうした仕事に従事している男性は、なかなか結婚が難しいのが現状です。

ナイナイお見合い大作戦のようにテレビ番組で嫁不足地域の男性と結婚したい一般女性をテレビ番組で募集して、お見合いしてもらうようなものは昔からありました。

JA、漁協、自治体などが主催する都会の女性を呼び込むお見合いツアーも以前からありました。

しかし、お見合いツアーではマッチングしたものの結婚までたどり着かないことも多かったようです。

旅先という非日常で出会ってマッチングはしたものの、付き合いが浅いうちに遠距離恋愛になってしまって、距離が縮まらないまま終わるのでしょう。

そんな移住×婚活が再注目されているのです。その理由と魅力を解説します。

移住婚が注目されている5つの理由

1.多くの自治体に定住推進課や結婚支援対策部署ができた

人口減少、少子化問題は今や国の大きな課題です。子どもを持たない夫婦が増えたとか、一人っ子が増えたと思う方もいるかもしれませんが、初婚夫婦が持つ子供の数は30年前から大きく減ってはいないそうです。

つまり、少子化の原因は夫婦が子供を持たなくなったというより、結婚しない人が増え要素が大きいのです。そこで、国が少子化対策助成金を自治体に出すようになりました。

今ではほとんどの都道府県に結婚支援対策の部署があります。

婚活支援単体というより、移住推進も併用して行っている部署のことが多く、地域の空き家を斡旋して住宅の用意までしてくれることもあります。移住者の定住のサポートもしてくれるのですね。

2.漁村・離島のような田舎以外の地方都市でも移住婚企画が始まった

かつての移住型婚活は、嫁不足の農村、漁村などかなりの田舎でした。女性の多くは都会の女性です。

農村、漁村以外の日本のいたるところで男女比が偏っているのです。

TOYOTA、YAMAHAといった大きな製造業の拠点がある東海地方は男性が多く、婚活なら女性が圧倒的に有利です。一方で、大阪、福岡は女性が多いのです。九州のある街に生まれた女性が東京に出ていこうとすると、親が反対するけれど「福岡ならいいよ」ということもあります。こうして男は東京に行くけれど、地方の都には周辺県から女性が集まってしまう現象があります。

いろんな自治体に結婚支援の部署ができた結果、都会と大きく生活の変わらないようなそこそこ便利な地方都市への移住婚もはじまりました。地方都市から地方都市に移住するような中距離の移住婚が始まったのです。

写真は倉敷市が企画した婚活イベントの様子です。

倉敷市は有名観光地で、新幹線も止まり、隣は政令指定都市の岡山市です。そんなに田舎というわけではありません。広島、香川など近隣県からの参加者もいたようです。

東京から近い山梨県や長野県、群馬県等でもお見合いツアーは開催されています。

お相手もほとんどが会社員ですし相手の親と同居する必要がないケースも多く、大きく生活が変化しない街への移住の方が親しみやすいのではないでしょうか。

3.移住婚サポートする婚活事業者が業者増えた

結婚相談所、婚活パーティー、マッチングアプリ事業者も地方の独身者のサポートを始めるところが出てきました。

Raitaiやあぐりマッチという農家や農業に興味がある人向けのニッチな婚活サイトもあるのです。

農家が婚活を成功させる方法!農業男子におすすめできる婚活方法4選

地方自治体だけ運営する移住婚イベントでは、身だしなみ等ありのままで出てきて相手にされないという人もたくさんいるのです。

婚活事業者が協力すると、ただ出会いの場を作るだけじゃなくマッチングしやすくなるように工夫して運営するのです。有名なのは熊本在住の婚活コーディネイターの荒木直美さんで、これまで累計1500組のカップルを作ってきたそうです。

良縁ネットが運営する直営の結婚相談所、エクセル倶楽部もJAとコラボで婚活イベントを企画しています。

自治体コラボ婚活イベントもやっている!良縁ネット直営店のエクセル倶楽部を取材しました

4.LINEで無料通話、ビデオ通話できる環境が整った

昔であれば、電話は料金がかかったのです。遠くに住んでいる人と話すなら高額でした。今はLINEを使えば無料で通話ができます。

マッチングアプリも普及し、ネットでちょっと遠い人と出会ってメッセージを重ねて結婚に至るという事例が珍しいことではなくなりました。特別に移住婚に特化したサービスを使ったわけじゃないけれど、マッチングアプリで自宅に居ながら婚活して、結果的に移住婚になっているのです。

みんなスマホを持っていますし、通信環境も大きく変化したため、そうしたことが追い風になっているようです。

5.コロナが追い風!リモートワークで働く場所に縛られない人が増えた

コロナの影響で仕事がフルリモートになったという方も増えました。そうなると、通勤しないのでどこに住んでも良くなるのです。

いろんな観光地でワーケーションを呼び込む企画をやっていますね。

コロナは移住婚には追い風です。男性有利な環境で婚活している首都圏女性が、男性の割合が多い北関東や東海エリアの男性も対象にするだけでも婚活も卒業しやすくなります。

仕事を変えずに済むので気軽になりますね。

まとめ

移住婚が気軽になった

年々、移住婚が気軽な存在になりました。テレワークの方、広い家に住める郊外の暮らしにご興味がある方は、どうでしょうか。