バツイチ同士の恋愛に立ちはだかる障害とは？
やはり簡単な恋愛ではなくなる可能性もある
お互いが離婚経験者で、一度失敗をしているからこそ、バツイチ同士の恋愛は一見うまくいくように感じませんか？
実際に、どちらかがバツイチで相手は結婚歴がない場合、本人たちが良くても周りから「本当にいいの？」という声が出ることは多いです。それならバツイチ同士の恋愛のほうが…と思いがちですが、果たしてそんなに簡単なことでしょうか？
大丈夫と思われがちのバツイチ同士でも、いろいろと難しいことは出てくるものです。一体どんな問題があるのでしょう。
バツイチ同士の恋愛につきまとう障害って何だろう
お互いの子供の存在は少なからず問題になる
バツイチ同士ということは、お互いに子供がいる場合も多いですよね。
シングルマザーはよく聞きますが、もちろん男性がシングルで子供を育てている家庭もたくさんあります。また、バツイチ同士でも、どちらかに子供がいてもう一方には子供はいないという場合もあるでしょう。
バツイチ同士の恋愛になると、当人同士は問題を感じていなくても、子供のことは別問題です。恋愛にするうえで、子供のことはきちんと考えなければいけません。
お互いに子供がいる場合と、どちらか一方に子供がいる場合、二つのパターンを詳しく見ていきましょう。
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（A）お互いに子供がいるバツイチ同士の恋愛
自分が子供を引き取って育てているパターンと、別れた配偶者が育てているパターンがありますが、たいていの人間は、自分の子供を大事にします。
いくら恋人の子供を可愛いと思える人でも、自分の子供と全く変わることなく、相手の子供にも本当の親のように接することができるかと言われると、きれいごと抜きで言えば、難しいと感じる人が多いのは当然のことです。
それでも恋人の子供を大事にしてくれる人だっているでしょう。しかし、自分とデートするはずだった日に、子供のことで予定が入ってしまった時。
本当に子どもを大事にしていれば、多分子供を優先しますよね？そこで揉めることがあるということを頭に入れておいてほしいのです。
例えば、子供を自分で育てているバツイチ女性と、子供は別れた奥さんが育てているというバツイチ男性が恋愛するとしましょう。
女性は毎日子供に会えますが、男性は違います。
男性が、子供とは元妻同席のもと、お互いが会いたいときに会えると離婚のときに決めていたとして、急に「子供が会いたいと言っているから」と、恋人と会う約束が中止になってしまうような場合もないとは言い切れません。そんな時、女性はどう感じるでしょう。
子供が大事なのは理解していても、こんな出来事が何度もあったらどう思うでしょう。私より常に子供優先なの？と、少なからず不満を感じてしまうのではないでしょうか。
男性が今の恋人をどれだけ大事にしていても、自分の子供を優先するのは当たり前でしょうし、むしろ子供のことを何とも思っていない男性は人間としてどうかと思います。それでも恋愛をするとなったら、子供優先を理解しようと思っても難しいのは仕方がないのです。
また、将来のことを考えて、お互いの子供を連れて会ってみることにしたとしましょう。子供同士が全く仲良くなれなかったとしたら、お付き合いはどうなるでしょう。自分たちがどんなに相手を愛していても、子供がその環境を受け入れられない場合、恋愛自体が難しくなります。
子供同士だけの話ではなく、「あのおじさん嫌い」「あのおばさんとはもう会いたくない」と、子供が恋人のことを受け入れられない可能性もありますよね。そしたら、子供の気持ちを考えて恋愛しなければならない親としては、別れだって視野に入れなければいけなくなります。
これらのことをクリアしていても、お互いが子持ちだった場合、一番大事なのが『自分の子供と相手の子供への接し方』だと思います。これは本能的なものなので、どんなに努力してもどうしようもないことです。
子供を含めて会っているうちに、自分の子供と相手の子供への接し方に違いがみえてきたら、どうなるでしょう？子供同士が喧嘩をしたときなど、冷静に仲裁できますか？つい自分の子供をかばうような行動に出てしまいませんか？
どんなに素晴らしい人間でも、自分の子供が一番なのはある意味当たり前で変えようのない事実です。ここをクリアできるかは大きな問題です。
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（B）どちらか一方に子供がいるバツイチ同士の恋愛
バツイチでも子供がいない人もいます。そんな人が子持ちのバツイチと恋愛するとなると、多かれ少なかれ温度差が生じるのではないかという問題があります。
自分には子供がいないから恋人に全力だけど、相手は何かと子供優先。連絡をしても即返事が来ないことはザラだし、デートの約束が、子供が体調を崩したからと中止になることもあるでしょう。
シングルで子供を育てることは簡単ではありません。そして子供を幸せにしたいと強く思う人ほど子供を優先するでしょう。しかし、子供がいない人にはその気持ちを完全に理解することは難しいのではないでしょうか。
少しでも「いつも子供優先だな。自分のことは真剣じゃないのかな」と考えてしまったら、恋愛はうまくいかなくなるでしょう。そこが、どちらか一方に子供がいる場合の障害です。
再婚への考え方が違うバツイチ同士の恋愛
子供のこと以外に、バツイチ同士の恋愛の障害になりうるのが、相手と再婚する気があるのかないのかです。もう一度、愛する人と家庭を持ちたいと考える人もいれば、一度失敗しているからパートナーは欲しいけれど入籍は考えないと思う人もいるでしょう。
恋愛する分には問題ないけど、どちらか一方は結婚したいのに、もう一方には結婚する気がないとしたら、だんだん恋愛は難しくなりますよね。要は「再婚することも視野に入れて恋愛する」のか、「恋愛だけをしたい」のかの違いです。
お互いの離婚理由も障害となるバツイチ同士の恋愛
離婚した理由が相手のDVだったら、恋愛相手がカッとなって手が出やすい人間では恋愛はできませんよね。離婚した理由が相手の借金なら、借金癖のある人と恋愛するのは無理でしょう。相手の浮気が原因で離婚していたら、異性にだらしない人との恋愛は望めません。
『この人とは一緒にいられない』から離婚したのに、再び同じような人と恋愛するのは意味がありません。どんなに好きでも、相手が元配偶者と何らかの共通点を持っている場合、恋愛するうえでの障害になるでしょう。
まとめ
バツイチ同士の恋愛は課題も多いが不可能ではない
いかがでしたでしょうか。バツイチ同士の恋愛にはいくつかの障害があることがお分かりいただけたでしょうか。子供の有無、再婚への考え方、お互いの離婚理由。これらをクリアできないと恋愛するのはきっと大変です。
しかし逆に考えれば、これらの問題を恋人と真剣に解決しようと協力できれば、素晴らしい恋愛ができるということでもあります。バツイチでも、素敵な恋愛をしていいのです。
もし、恋愛したいと思える人と出会ったら、参考にしてみてください。
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