「ドキドキする相手と恋愛して結婚したい!」
「結婚向きだと思う相手は少し物足りない。本当に好きな人とは結婚できないの?」
そのお気持ちよく分かります。
私自身も7年婚活をしましたが、ドキドキする相手と真面目に恋愛をしていれば、その先に結婚があると信じて疑いませんでした。
けれど誰と付き合っても結婚までたどり着けませんでした。
「おかしいな…?」と思うようになったのが婚活5年目の頃。
ずいぶん時間がかかりましたが、この時ようやく「ドキドキ感を信じて行動するだけでは結婚できない」ということに気づきました。
今回は、結婚相手はドキドキ感より安心感で選ぶべき理由について解説していきます。
安心感がある男性の特徴
結婚相手を選ぶ際、多くの女性が重視するのは「安心感」です。
安心感を提供する男性には、以下のような特徴があります。
他の女性への興味が薄い
安心感のある男性は、他の女性に対して興味が薄く、一途な態度を保つことが多いです。
これにより、パートナーは信頼感を持ちやすくなります。
話し方や価値観が自分と合う
話し方や価値観が似ていると、コミュニケーションがスムーズになり、お互いの理解が深まります。
共通の価値観は、関係の安定に大きく貢献します。
敬意や感謝を大切にしている
パートナーに対する敬意や感謝の気持ちを大切にする男性は、良好な関係を築きやすいです。
これは、相手を尊重し、感謝の気持ちを忘れないことから生まれる安心感です。
これまでの恋愛が1年以上続いている
過去の長期的な関係を維持していることは、安定した関係を築く能力を示しています。
これは、結婚生活においても重要な要素となります。
結婚相手を安心感で選ぶ方がいい理由5選
結婚は人生の重要な決断であり、安心感を基準にパートナーを選ぶことには多くの利点があります。
ここでは、なぜ安心感を持つ相手を選ぶべきかを探ります。
女性に関する問題が避けられる
安心感のある男性は一般的に他の女性への関心が低く、不倫や浮気のリスクが減少します。
これにより、パートナーとの信頼関係が維持しやすくなり、結婚生活が安定します。
信頼関係は結婚生活において最も重要な要素の一つであり、これが保たれることで両者の精神的安定が得られます。
経済的にも安定している人が多い
安心感を提供する男性は、しばしば自己管理能力が高く、経済的な安定も伴っていることが多いです。
経済的な安定は、結婚生活における不安要素を軽減し、より充実した共同生活を築く上で重要です。
財政的な問題は多くの夫婦のストレス源となり得るため、これを避けることは長期的な幸福に繋がります。
自分らしくいられるから

ドキドキする相手だと、嫌われたくない、失いたくないという心理が働き、いつも以上に頑張ってしまいます。
「好きだから頑張りたい!」と思う女性も多いのですが、男性は結婚相手に安心できる相手を求めるので、例え好意であったとしても頑張る女性と一緒だと落ち着くことができず、結婚相手候補から外されてしまいます。
恋愛を結婚に繋げるには、頑張るのではなく楽しむことが大切。
自分らしくいられるということは、恋愛を楽しめるということです。
長続きする関係を築ける

安心感のある相手と一緒にいれば、自分らしさを出して付き合っていけます。
自分らしくいられるというのは心が安定しているということ。
ジェットコースターのように気持ちが高まることも低くなることも無いので、安定した幸せが長く続きます。
相性が合うから

自分らしくいられる相手というのは実はとても貴重な存在です。
恋愛ではどちらかが相手を大好きになり、どちらかが冷めてしまうということが本当に多いです。
「好きな人には好かれないのに、どうでもいい人から好かれてしまう」というのは婚活をしていればほとんどのことが経験しているはず。
「ドキドキは少ないけど、なんか安心できる人だな…」そう思える人に出会えたら絶対に離してはいけません。
結婚相手をドキドキ感で選ぶと失敗してしまう理由

一生一緒にいる相手を妥協して選ぶなんて絶対にできないですよね。
ドキドキする相手だからこそなんでも許せる気がするし、辛いことがあっても乗り越えていけるような気がします。
けれど実はドキドキ感で結婚相手を決めてしまうのは危険です。
ドキドキ感には賞味期限があります。
ドキドキする人と恋に落ちている状態では、相手の欠点が見えません。
欠点が見えても気にならない、そんな状況に陥っています。
ずっとそんな状況が続けばいいのですが、このドキドキ感は6か月から8か月で落ち着いてきます。
今まで気にならなかった欠点が気になるようになり、好きになっていれば女性はその欠点をガマンするようになります。
いつからか「こんなに頑張っているのになんで分かってくれないの?」と感じるように。
男性がその思いに答えることができなければお付き合いを継続するのが難しくなります。
ドキドキ感が落ち着いてから本当の相性が分かる

結婚できるかどうかの相性が分かるのは、ドキドキ感が落ち着いた後です。その時に、自分らしくいられるか、相手と信頼関係を結べるかどうかが大切です。
女性はどうしてもドキドキして好きになった人だから信頼もできるし、ドキドキ感が無くなっても好きでいられるはずだと考えてしまいますが、人間的な相性はこの気持ちが落ち着いた後でないと分かりません。そして努力でカバーできることではないのです。
ドキドキ感で選ぶと婚期を逃すリスクがある

「ドキドキ感で結婚相手を選んじゃダメなの?本当に?」と疑問に思う人も少なくないと思います。なぜなら、20代で結婚した友人は全員恋愛結婚をしているから。
それが婚活になっただけで「なんでドキドキ感を求めちゃダメなんて言われなくちゃいけないのだろう…」そう思いますよね。
もちろんドキドキ感を求めて婚活をすることが間違いではありません。
しかし、すぐにでも結婚したい人にとっては、とてもリスクが高いということを覚えておいてください。
ドキドキする相手と結婚できるかどうかは、気持ちが落ち着いてきた後の相性によって決まります。
関係が深くなると女性は相手のことを信頼し、好きになってしまうようにできています。
そのため、気持ちが落ち着いてきたころには、彼から離れられなくなっている人も多く、彼が結婚を決断するまで数年待ち続けた結果、お別れすることになったという話もよく聞きます。
そのループを2~3回繰り返すだけで、気づいたら婚期を逃していたということも珍しくないのです。
安心感のある相手が物足りない2つの理由
安心感のある相手が物足りないと感じる場合、2つの理由が考えられます。
運命の人に出会えていない

安心感のある相手にはそう簡単に出会えません。諦めず出会い続けた人だけが運命の人に出会えます。
絶滅危惧種の動物に遭遇するレベルで出会えないので、知らない人は「ドキドキしない人と結婚するなんて妥協でしょ!」と考えてしまう人も少なくありません。
安心できて、ちゃんと好きで、幸せで満たされるような相手は必ずいます。
諦めずに出会いを続けましょう。
2.ドキドキ感を求めすぎていて気づけない

何年も婚活しているのに運命の人に出会えない。
安心感のある男性は全員物足りないと感じてしまう女性は、結婚相手にドキドキ感を求めすぎて気づけていない可能性があります。
安心感のある相手という視点で見れば、選ぶ相手も付き合う男性も変わってきます。
ドキドキ視点で男性を見るクセがついていると運命の人が目の前に現れても気づくことができないのです。
婚活では安心感のある相手を選びましょう
安心感を重視して相手を探しましょう。
例えるなら「数年間付き合ってドキドキ感はないけど安心できるし一緒にいて楽な彼」を最初から探すイメージです。
ドキドキしない相手だからといって妥協しているわけではありません。
安心感があり、穏やかで温かい恋愛をできる相手がちゃんといます。
諦めなければ運命の人には出会えます。頑張ってくださいね。