初対面の異性と会うのは緊張します
2回目のデートにつなぐコツをお伝えします
この動画は、婚活中に初対面の人との会話に悩む人向けに作りました。
婚活していて、新たな異性と会えることが決まると、ほとんどの人がこう思うのではないでしょうか?
会うのは楽しみ!でも、話が続くか心配……。緊張する……。
会う相手が「どうでもいい相手」ではなく、「将来の結婚相手かもしれない人」なら心配するのも緊張するのも当たり前ですよね。
でも、初対面の印象によっては2回目がないかもしれないのが婚活。
そこでこの動画では、2回目のデートに繋げられるような会話術をお伝えします。動画を作るにあたり大畠常靖(おおはた・つねやす)さんが書かれた『誰とでも10秒でうちとける話し方教室』を参考にしました。
相手に気持ち良く話してもらうのが最優先

婚活での初対面。あなたの心の中には「相手のことを知りたいな」という気持ちと「自分をたくさん知って欲しいな」の、2つの気持ちが芽生えていると思います。
「相手のことを知りたいな」「自分をたくさん知って欲しいな」……
もちろん、どちらも大切なことですが、より優先するべきなのは「相手のことを知りたいな」のほうです。
どんな人でも自分に興味を持ってくれる人には、好感を持ちますよね。一方、自分のことしか話さない、いわば「自分の押し売り」のような人には好感を抱かないものです。
婚活では、「話したい」ではなく「知りたい」を優先させてください。それさえわかれば、婚活での初対面時の会話を、半分攻略したようなものです。
事前準備が大事

『誰とでも10秒でうちとける話し方教室』には、「相手に興味を持つことが大切」と書かれています。さきほども、「話したい」よりも「知りたい」を優先するべき、とお伝えしましたね。
では、どんなことを「知りたい」と思うと、会話が盛り上がるのでしょうか?
そのヒントは、婚活アプリや婚活パーティーなどで事前に知ることができる、相手のプロフィールにあります。相手のプロフィールを見て、あなたがどこに興味を持ったのか、確認してみましょう。そうすれば、自然と話題は生まれてきます。
たとえば、こんな人と会うことになったとします。
- 年齢 35歳
- 住所 横浜
- 職業 IT系
- 趣味 映画鑑賞
この場合、「横浜で生活しているなら、おしゃれな人なのかな」とか「IT関係って、具体的にはどういうことをやっているのかな」とか「最近、映画観ていないけれど、この人はどういうのが好きなんだろう」と、相手への興味がハッキリしますよね。
こうして、相手への興味をハッキリさせるのが大切です。
会う前に相手との会話の話題

この上で、あなた本人の経験を重ねていきましょう。そうすれば、相手とするべき話題が、どんどん具体的になっていきます。
たとえば、「一回だけ横浜には行ったことがあります。でも、あまり時間がなくて……。もっとゆっくりしたかったなぁ」と言えば、相手から「じゃあ、今度横浜を案内しますよ」という言葉をさそいだせるかもしれません。
また、「映画よく観るそうですよね。私は最近、全然観れていなくて……。最後に観たのはハリーポッターですよ。何故か3作目だけ観ました」のような形で、相手の得意ジャンルに話を誘導させるのも1つの手です。
ただ、「この話題ならいけるかも!」とあなたが事前準備した話題でさえ、相手の反応が乏しいこともよくあります。
何故なら、婚活で書かれているプロフィールは、事実と一致しないことも多いからです。
「映画鑑賞が趣味!」と書いている人が、2年に1回くらいしか映画を観ていないこともざらですし、「スポーツ観戦が趣味!」と言っている人が、ただ競馬を見ているだけなんてパターンもあります。「料理が得意!」と言っている女性も、得意なのは料理を食べることだけかもしれません。
でも、「プロフィールとぜんぜん違うじゃん!」と思っても突っ込んだら負けなんですよ。突っ込んでいいことなんて何もないので、別の話題に移ったほうが良いです。話題を変える時は、できれば「そういえば、ちょっと話は変わりますけど……」のような前置きがあると良いですね。スムーズに話題を変えないと、「話があちこちに飛ぶ人」のような印象がついてしまうかもしれませんから。
相手と向き合って話す時のポイント

3つ目のポイントは話し方です。
よく「相手の目を見て話せ」と聞きますが、相手の目を正面から見るのは意外と難しい……ですよね。
だから、『誰とでも10秒でうちとける話し方教室』で勧められている、「相手の耳を見ながら話す」を参考にしてみてください。
婚活している人の多くは、会話中に圧迫されるのが苦手です。だから、一般的には良いとされている目を見つめられながらの会話だと、「ちゃんと自分を見てくれている」とポジティブに受け取るのではなく、「うわー、この人、ずっとこっちの目を見てるよー」と少しネガティブな反応になってしまう可能性もあります。
一方、相手の耳を見ながらの会話ならば、相手からは「正面を見て話してくれている」と思ってもらえますし、相手に強い圧迫感を与えることもありません。
このような理由で、婚活では相手の目を見て話すよりも、相手の耳を見て話す方がより実践的なんです。
最大の目標は2回目のデートにつなげること

結婚相手を見つけるために婚活しているのですから、初対面の段階から「絶対に選ばれるように頑張ろう!」と意気込んでしまう人も多いです。その気持ちはとてもよくわかるんですが、初対面の段階から結婚相手として評価されようと思ったら、けっこう大変ですよね。というより、普通に考えて無理じゃないですか?1回しか会っていない相手の何がわかるんだって話です。
だから、目標を「結婚相手として選ばれる」ことではなく、「2回目のデートができるようにする」に設定すると良いですよ。
「もう1回、会ってもいいかな」とお互いが思えば、大成功です。
そのためには、2回目のデートをしやすいように、ちょっとした後押しをしておくと良いです。
たとえば、「また、映画の話聞かせてください」とか「次は、もっとお互いの昔話とかできたらいいですね」とか「今度、横浜を案内してください。約束ですよ」と、別れ間際に言うんです。そうすれば、高確率で「じゃあ、また会おうかな」と思ってもらえます。
結婚相手として選ばれるのは大変でも、「また、会ってみようかな……」と思ってもらうくらいなら、そこまで大変じゃないでしょう?
2回目があれば、次はもっとあなたの良さが相手に伝わりますよ。緊張もしなくなりますし、3回目のデートも現実的になります。
まとめ
これで2回目のデート成約率が上がる
この動画でお伝えしたことをまとめると、
- 「自分のことを話したい」よりも「相手を知りたい」を優先する
- 初めて会う前には、必ず事前準備をする
- 相手の耳を見て話す
- 目標は結婚ではなく、次も会うこと
この4つです。
婚活が長引くと、何度も「異性との初対面」があるので疲れてしまいますよね。でも、ここで紹介したポイントを抑えれば、自分のペースで気持ちを楽にして活動していけますよ。