30代の婚活の場合、初デートでの振る舞いが結構な確率で運命を左右します。
でも、30代男性だからといって、デートに慣れているわけじゃないですね。
婚活デートなんて始めてだし! と、むしろ戸惑いで緊張される方の方が多いかもしれません。
そこで今回は、30代男性に知っておいて欲しい “婚活の初デートの理想的な流れ” についてお話したいと思います。
30代が交際で気を付けたいこと
30代の恋愛においては、相手との交際に際してさまざまな注意点があります。
社会的な立場も確立し、人生経験も豊富になるこの年代では、コミュニケーションのスタイルやデートの進め方に成熟した対応が求められます。
メールやLINEのやり取り
デジタルコミュニケーションは、相手に誤解を与えないよう慎重に。
メッセージの頻度や内容には心を配り、相手の反応を見ながら適切な距離感を保つことが重要です。
30代のデートでは、短文や絵文字の使いすぎを避け、思いやりをもったやり取りを心がけましょう。
デートをする時間帯
デートをする時間帯は、お互いの生活リズムを尊重することが肝心です。
特に30代では仕事や個人の時間を大切にする傾向があるため、無理のないスケジュール調整が成功の鍵を握ります。
デートにかける時間
初デートの時間は、短すぎず長すぎないこと。初めてのデートでは、お互いにとって心地よい範囲内での時間設定が大事です。
予定を詰め込み過ぎず、リラックスできる時間を作ることがおすすめです。
結婚観は合うか
30代の交際では、お互いの結婚観の一致が非常に重要です。
初期段階から結婚に関する価値観を探り、将来を見据えた上での交際を意識することが望まれます。
30代が初デートする時のポイント
30代になると、初デートでも軽いトーンで会話を楽しむ若々しさを保ちつつ、真剣な交際に発展させるための熟考されたアプローチが要求されます。
デートは相互の理解を深める機会であり、一方的な関係ではなく、対等なパートナーシップを築く出発点となります。
相手に好印象を与えつつ、自分の人となりを適切に伝えるためのポイントを見極めることがカギとなるでしょう。
計画を相手任せにしない
30代の初デートでは、自ら積極的にデートの計画を立てる姿勢が求められます。
全てを相手に任せるのではなく、自分の意見をはっきりと伝え、相手の意見も尊重しながらデートプランを形成することで、お互いにとって心地よい時間を創り出すことができます。
協力してデートの計画を立てることは、互いのコミュニケーション能力と調和を図る力を高め、関係の質を深める第一歩にもなります。
複数のデートプランを考えておく
万が一のためにも、複数のデートプランを用意しておくことが大切です。
天気や相手の体調に左右されることなく、さまざまなシナリオに柔軟に対応できる準備をしておくことで、スムーズかつ楽しいデートを実現することができます。
この柔軟性は、30代ともなると特に重要になり、予期せぬ状況にも動じない大人の余裕を示すことができます。
人が多すぎる場所は避ける
初デートでは、混雑を避け、二人の会話や交流を重視した場所選びが重要です。
人混みの中で相手の声が聞こえない、緊張してしまうなどといった事態は避けたいものです。
人が多すぎる場所を選ぶと、互いにストレスを感じ、リラックスしてコミュニケーションをとることが困難になります。
静かで落ち着いた環境は、相手の本当の姿を知る機会を提供し、深いつながりを育むのに適しています。
デートの場所は事前に決めておく
デート当日に迷ったり、行き当たりばったりになるのを避けるため、デートの場所は前もって決めておくべきです。
場所を決める際は、相手の趣味や興味を考慮に入れ、両者が心から楽しめる場所を選ぶことが肝心です。
予約が必要な場所であれば、早めに予約を入れておくなど、細やかな配慮も忘れずに。
女性ばかりの場所は避ける
特に男性を連れて行く場合には、女性客で溢れる場所は避けた方が無難です。
男性が居心地悪く感じる可能性があるため、ニュートラルな雰囲気の場所を選ぶことで、どちらもリラックスしてデートを楽しむことが可能になります。
逆に女性にとって馴染み深い環境も、男性が緊張せずに過ごせるような配慮をすることが望まれます。
デートの時間は昼の2~3時間がベスト
昼間の2~3時間のデートは、忙しい30代でも負担が少なく、リフレッシュするのにも適しています。
長時間に及ぶデートは互いに疲労を感じやすくなるため、短時間でも充実した内容を心がけることが大切です。
この時間帯ならば、その後の予定も立てやすく、相手に配慮したデートプランが可能になります。
デートプランに合った服装をする
相手への敬意として、デートプランに合わせた服装を選びましょう。
過度に派手でもなく、あまりにもカジュアル過ぎない、適度なドレスコードで臨むことが望ましいです。
相手がどのような服装を好むのか、前もってリサーチしておくと好印象を与えることができます。
お店選びには気をつける
食事を伴うデートでは、お店選びが特に重要です。
予算、雰囲気、メニューの種類など、様々な要素を考慮し、二人が心地よい時間を過ごせる場所を選びましょう。
食べ物の好みやアレルギーについても事前に確認しておくと、配慮が行き届いていると相手に感じてもらえます。
相手の品定めばかりしない
初デートであっても、相手を評価するような態度は避けるべきです。
肩肘張らずに自然体で接することで、相手もリラックスして本音を話せるようになります。
お互いに対する敬意と好奇心を持ちながら、楽しい時間を過ごすことを心がけましょう。
30代におすすめのデートプラン6つ
30代の初デートで好印象を与えるプランは、相手の性格や興味を考慮しながら、両者がリラックスできるような選択肢が鍵です。
共通の関心事を探りながら、親しみやすさとちょっとした非日常感を演出することができるプランを6つ紹介します。
カフェでランチをする
リラックスした雰囲気で会話を楽しむには、カフェでのランチが最適です。
落ち着いた空間で美味しい食事をしながら、趣味や仕事の話で互いのことを深く知ることができます。
カフェ選びにも工夫を凝らし、静かで落ち着いた場所を選ぶことで、お互いの距離を縮めることができるでしょう。
美術館へ行く
文化的な体験を共有することは、相手への深い関心を示す素晴らしい方法です。
美術館では、芸術作品を通じて感性を共有し、会話のネタにも事欠かないため、お互いの価値観を知る良い機会になります。
また、美術館の静かな雰囲気は、落ち着いてじっくりと相手との会話を楽しむのに最適です。
映画館へ行く
共通の話題を提供してくれる映画館でのデートは、30代にもおすすめです。
映画を観た後の感想を共有することで、自然と会話が弾みます。
相手の選ぶ映画のジャンルや反応から、その人の性格や趣向を垣間見ることができ、興味深い発見があるかもしれません。
お弁当を持ってピクニックに行く
自然の中でリラックスできるピクニックは、互いのガードを下げて素の自分を見せることができるデートプランです。
お弁当を一緒に作るなどの準備を共にすることで、協力する楽しさや家庭的な一面を見せられる機会にもなります。
動物園や水族館へ行く
動物園や水族館は、ユーモアと癒しを提供してくれるデートスポットです。
かわいい動物たちを見ながら、思わず子供のような無邪気な一面を見せ合い、親密さを増すことができます。
気負わずに楽しめることが、良い関係を築く上で大切です。
相手の趣味を知る
趣味や関心が共有できることは、関係を深める大きな要素です。
デートを通じて相手の趣味を尊重し、関心を持つことで、相手も自分に対して心を開きやすくなります。
相手の趣味に合わせたアクティビティを選ぶことで、お互いにとって忘れられない時間になるでしょう。
30代が婚活デートで注意したいこと
30代の婚活デートでは、特に注意すべきポイントがいくつかあります。
この年代になると、相手に対する期待値も高まりがちですが、落ち着いた行動を心がけることが重要です。
焦りは禁物で、お互いの理解を深めることに焦点を当てたいところです。
結婚を意識し過ぎず、まずは相手の人となりを知ること、そして相手にも自分を知ってもらうことが肝心です。
もし不安がある場合は、専門家に相談することも一つの手段となり得ます。
いきなり結婚の話はしない
デートの際には、いきなり結婚について話題を出すのは避けた方が賢明です。
これは、プレッシャーを感じさせかねない行動であり、相手が心を閉ざしてしまう原因にもなり得ます。
まずは共通の趣味や興味を持つ話題で盛り上がり、相手との信頼関係を築くことが大切です。
相互の理解を深めることで、自然と結婚についての話題も出てくるでしょう。
焦らず、ゆっくりと相手との関係を育んでいきましょう。
気合いを入れすぎない
気合いを入れすぎた服装や話題は、逆に相手に圧を感じさせる可能性があります。
自分らしさを大切にし、リラックスした雰囲気でデートに臨むことが重要です。
無理に高級なレストランを選ぶよりも、お互いがリラックスできる場所で楽しむことがおすすめです。
相手に合わせた服装や話題選びによって、より親密な関係へと発展させることができるでしょう。
急にキスなどの段階を踏もうとしない
婚活デートでは、相手とのフィジカルな距離を急に縮めようとするのは控えた方が良いでしょう。
突然の身体的接触は相手を不安にさせることがあります。
まずは心の距離を縮め、お互いの理解を深めることに重点を置いてください。
自然な流れで感情が高まれば、自ずと適切なタイミングが訪れるものです。
不安なら結婚相談所に相談
婚活における不安や疑問がある場合、結婚相談所の利用を検討するのも一つの方法です。
専門のカウンセラーが親身になって相談に乗り、デートのアドバイスやマッチングのサポートをしてくれます。
個人の条件や希望に合った相手を紹介してもらえるため、効率的かつ安心して婚活を進めることが可能です。
事前にチェック! 婚活の初デートでの理想的な流れ
①出かける前に
それでは初デートの良い流れとポイントを挙げていきますので、ぜひ事前にチェックして頂けたらと思います。
清潔感チェック(鼻毛は出ていない?)
まず、爪や歯、無精髭、鼻毛、眉(びよ〜んはNG)のチェックをしてから出かけてください。人となりをよく知らない初デートでは、普通以上に清潔感、爽やかさが重要です。以前私が同行したお見合いで、容姿や経歴、年収や性格も申し分ない男性に対してただ1点の引っかかりでお断りされた女性がいました。
その理由は、“おじさんの臭いがするから” 。
そんな理由で……と、驚かれるかもしれませんが、生理的な要因は女性にとってかなり重要視されるポイントなんです。
ファッションチェック(シャツにシワ寄ってない?!)
服装に自信のない方は、あまり流行に左右された格好をしないように。迷ったら、お仕事と同じスーツや、ジャケット&パンツスタイルにしましょう。なんだかんだいっても女性は男性のスーツ姿が好き。変にラフを装うよりは、ジャケットを羽織った方が様になるし無難です。
洋服だけでなく、靴が綺麗に磨いてあるかどうかも忘れずチェック。
②お相手に会ったら
まず笑顔
緊張しているのはお相手も同じ。こちらから笑顔を見せましょう。
第一印象はとても大切。強ばった表情をしていると、怖い人だと思われます。もしくは、『私のこと気に入っていないみたい……』と誤解されてしまいます。そう思うと女心は急激に離れていき、再び取り戻すのは至難の業です。
やさしくリード
大抵の女性は男性に、『リードして欲しい』という思いを抱いています。30代男性なら社会的な経験も積んでいるでしょう。初対面の挨拶、会ってくれたことへのお礼など、ごく当たり前のことでいいので、あなたの方から柔らかく会話の口火を切りましょう。柔らかく、というのもポイントで、社会的な経験があるといっても上から目線で話したり、タメ口になったりはNG。自分より年下の女性であっても、です。これも私の体験談ですが、高年収のお医者さんとお見合いをした女性が、「ずっと偉そうでムカついた」とすぐさまお断りされた例があります。
③どこ行く?
デート時間は2時間が目安
初デートの時間は2時間くらいが適しています。いくら話が弾んだとしても、初対面で4時間も5時間も一緒にいると疲れます。それに、一度にすべてを見せるよりは、「もっと知りたい」という思いを残した方が次につながるのです。
初デートならドライブや遊園地、映画、といったイベントではなく、カフェデートや公園散歩、せいぜいレストランでランチくらいがベストでしょう。
リサーチ→視察→予約
結婚相談所が間に入っている場合は場所の設定までしてくれますが、そうでない場合、お店選びは男性が担当することがほとんどです。ネットや雑誌で人気のある店、雰囲気の良い場所を探し予約しておきましょう。詳しい人に紹介してもらうのもいいですね。ただ、いきなりいって大失敗ということもあります。店選びの失敗がデートの失敗に結びつくことも無きにしも非ずなので、本番前に一度行ってみることをおすすめします。
行けない場合は口コミなどをチェックしておくだけでも雰囲気が分かってくるかとと思います。
うるさい店(客層、音楽等含めて)、清潔感のない店(味より大事)、空間がせせこましい店は避けましょう。
ホテルのラウンジなら間違いないでが、その場合も予約は忘れずに。入るときにジタバタすると出だしからつまづいてしまいます。
④何しゃべる?
初デートまでにお相手の情報はある程度わかっているかと思います。相手の趣味や好きなことに沿った話題を提供するようにしましょう。
一番避けたいのは、沈黙を埋めようと自分ばっかり喋ってしまうこと。独りよがりになってしまい、いい印象を与えません。女性は自分が楽しく話せると、一緒にいた時間を『楽しかった』『気が合う』と感じます。なるだけ、相手が分かって、質問にも答えやすい話をするように心がけてください。
人は相手と共通点があるだけで好意を感じるもの……出身地や血液型、星座や、好きなスポーツ、映画、小さなことで構わないので、共通点を見つけて話を広げていくといいですよ。
⑤デートの終わらせ方
支払いについて
飲食代の支払いは難しい部分です。いろいろな考え方がありますが、基本的には男性が支払ったほうがスマートな気はします。ただ、女性の方が『それで当たり前』というような態度をとったとしたら、それはそれで考えもの(その後の交際を考えると)。かといって、払うといっているのに、杓子定規に「いえ、割り勘で」と言い張られるのも困ってしまいますね。女性が化粧直しなどで席を立った間にサッとお会計を済ませておくのが理想かと思います。
支払時は互いの金銭感覚が垣間見える瞬間なので、相手の様子もしっかり観察しておいた方がいいかもしれません。
別れ際の心得
初デートのテーマは2度目のデートにつなげること……すなわち、「また会いたい」という気持ちを確認し合うことが何より大事です。
ここで声を大にしていいたいのですが、多くの男性に欠けていることとして、 “気持ちを言葉にしない” 習性があります。特に恋愛ごとで言葉足らずになりがちなのが30代以上の独身男性。また会いたいと思っていても、言葉にしなければ伝わりません。
初デートした女性に好意を抱いた別れ際の心得として……、
今日は楽しかった。時間を作ってくれてありがとう。と言葉で伝える。
またぜひお会いしたい。という意志をどんな形であれハッキリ口にする。この2点を覚えておいてください。どんな形であれ……というのは、もちろんそのまま言えれば一番いいし、「連絡先を教えてください」でもいいです。
連絡先を知っているなら「またメールを差し上げてもいいでしょうか?」という言葉でも会いたい気持ちは伝わるでしょう。
デート後はその日のうちにメールをしよう
初デートのあと、「ありがとう。また会いましょう。」のメールはその日中か、遅くとも翌日には送ってください。女性より先に送るというのが鉄則です。
お互いの感触は良かったのに、男性からのメールが1週間も来なかったのが原因でダメになったケースを知っています。男性は、『次回会える日の予定が確定してから連絡すればいいと思っていた』と主張するのですが、女性は多くの男性と違い、メールの対応で自分への好意を計る習性があるのです。1週間連絡がない=気がない、と考えてしまいます。会える日がわからないなら、「会える日がハッキリしたらまた連絡するので待っていてください」と1通送っておけば、印象は180度違います。
まとめ
少しの気遣いがあるだけで女性は喜びます
今回は、デートの準備からデート中の会話、デート後のフォローまで流れに応じて女性が好印象に感じるポイントをまとめてみましたが、大事なことは”ちょっとした相手の反応を見逃さずに気遣いする思いやり”です。
不快に思われない身だしなみに気を遣い、女性の話に耳を傾けて、スマートにお別れする。最初のうちは完璧にこなすことは出来なくても、まずは女性を気遣って思いやることから始めてみましょう。