婚活Lesson4 選ばれてから、選べるようになる

これは参考になるかどうか分かりませんが、私自身の経験談です。

私の場合、35歳直前というかなり微妙な時期に婚活を始めた事もあり、あまり理想を高く掲げ過ぎず、最初から結婚を意識する事はあえてせずに、

まずは「最初のお見合いでお相手からOKをもらうこと」を目標にしました。

どんなお相手からも、お断りされたら気分が良くないですし、断られるよりはOKのお返事をもらえた方が嬉しいですからね。

自分がお相手をどう思うかは、お相手の事をよく知ってから後でゆっくり考えれば良いと、そんな風に思っていました。

「自分からお相手をジャッジすること」はひとまず封印して、

「自分がお相手からジャッジされてる」という意識を持って、

最初のお見合いでは、笑顔、楽しい会話、気遣い、などを心がけていました。

これを就活で例えるなら、
「まずは複数内定をもらってから、後でよくよく考えて1社に決めれば良い」

・・ずるいようですが、当時はそのように考えていました。

つまり、複数内定をもらってみて初めて、「自分で選べる」のです。

複数内定よりも、最初から1社に絞れていたらもっと良いですけどね。最初から1対1の相思相愛というのがもちろん理想的です。
それでも、1社も内定をもらえなければ、自分で選ぼうにもその選択肢すら与えられないのです。

「お見合い後のOKのお返事」でも同じことが言えます。
自分でお相手を選びたいのなら、まずは自分がお相手から選ばれるようにする必要があります。

自分でお相手を選べるとすれば、それは「自分を選んでくれたお相手の中から選べる」ということなのです。
ですので、「選ぶより選ばれる婚活を!」というのはまさにその通りなのです。

順序としては「自分がお相手を選ぶ」のが先ではなくて、
「お相手から自分が選ばれるようにする」のが先に来なければなりません。

くどいようですが「選ばれてから、ようやく選べるようになる」という事です。

それと、いきなり「お見合い=結婚相手」と思い込んでお見合いに臨むこともおすすめ出来ません。

婚活における最大のタブーは「重さ」だと私は思います。

重さは何も言わなくても真っ先にお相手に伝わってしまいます。
婚活に限らず、どの世界でも重いと異性から確実に引かれてしまいます。
むしろ「結婚はまだまだ先と考えて、まずはお見合いでOKの返事をもらうこと」だけを目標に始めるくらいが、ちょうど良いのかも知れないと私は思います。

恋愛結婚の人は、最初の出会いからいきなり結婚を意識したりしませんよね。

結婚相談所での婚活は、恋愛結婚のプロセスをかなり短縮して、短期間で結婚が
決まる確率が高いということが最大のメリットです。

ですが、最初のお見合いについて言えば他での出会いと同様、まだ初対面同士。
「すべてはこれから」なのです。

最初からこうだと決めつけたり、結論を急ぐべきではないし、お相手に勝手に自分の理想を当てはめたり、お相手の粗探しをするなんてもってのほかです。

その先のことは考えず、まずは目の前の事に集中という感じで、

「お見合い後、お相手からOKの返事をもらうこと」

を目標に、婚活を始めてみてはいかがでしょうか。

結婚は、1対1で順調な交際を続けていけば自然とその流れになりますので、結論を焦らず信じて流れに任せていきましょう。

・・・これって、婚活のアドバイスとしては楽観的過ぎるでしょうか?(笑)

でも、その位の意識で気負わず臨んだ方が、結果的にうまくいく事が多いような気もしています。 肩の力を抜いていきましょう!