婚活Lesson6 子供を産み育てるということ/婚活=自己投資

結婚するもしないも、あなたの自由です。

結婚するのが当たり前だった時代は終わり、男女ともに生涯未婚率が上がり続けている昨今、「結婚しない」という選択肢も当然あります。

でももし「結婚する」と心に決めた場合、早めに考えておいた方が良い事があります。それは「子供を産み、育てる」ことについてです。

実際に子供を産んでみないと具体的にイメージしにくいかも知れませんが、「子供を産み、育てる」というのは想像以上にほんとうに大変なことです。

体力的にも、精神的にも大変ですが、金銭的にも準備が必要です。

仮に、女性がかなり年上の男性と結婚したケースについて考えてみましょう。

もし男性が55歳のときに子供ができたら、子どもが5歳のときに定年退職を迎え、その後大学受験まで14年もありますが、年金とシルバーパートの収入程度でやっていけるのかどうか?

芸能人やお医者さんならやっていけると思いますが、サラリーマンの収入はある程度決まっています。

・・自分を客観的に見るというのは、つまりそういうことです。

それと、(昨今ではデリケートな話題ですが)子供について。

子供を産むのは、ほんとうに素晴らしいことです。自分たちから一つの新しい命が生まれて、一人の人生が始まる・・、それって
よく考えるとほとんど奇跡みたいな、凄いことだと思っています。

それと同時に、親はとても大きな責任を背負うことになります。

「なんとなく歳も歳だし、結婚したいし、子供も二人欲しいし、・・だから何となく婚活始めてみたんですけど・・・」

というスタンスの方は、まだ結婚も子供も具体的にイメージが出来ていないのだと思います。

「結婚できない人生なんてイヤだから」・・・
「子供がいない(と人に思われる)人生はイヤだから」・・・

これらは全て「人から自分がどう思われるか」が基準になっているので、このままでは「自分の自己愛を満たすための結婚」「自分のための子供」になってしまわないか、心配になります。

自分の本心よりも「周りからどう見られるか」を気にし過ぎてはいませんか?

婚活はお相手と向き合うことですが、同時に自分自身と向き合うことにほかなりません。

「お相手は自分の写し鏡」

つまり、お相手に対してあなたが思う事は、よくも悪くもあなた自身にも当てはまることが非常に多いのです。(お相手もあなたについて同じように思っているという事です)

・・それから補足ですが、婚活での初期費用と活動費について。

自分の趣味や習い事、資格(検定)取得には「自己投資だから」と惜しまずお金を使っているのに、婚活に関しては
「結果が全てで、結婚できなければ無駄で損する」
という意識の方も少なくないように思います。

でも、趣味や習い事や資格の勉強は、発表会や合格など結果だけ求めるのではなく、その過程(プロセス)を楽しむものですよね?

それと同じで、婚活も「自己投資」の1つだと考えて、最初から結果だけにこだわらず、そのプロセスを楽しんでいきたいものです。

例えばメイク、表情の作り方、異性との出会いと会話、などなど、婚活の全てが、自分磨き・自分の魅力アップに繋がっているはず。

これって自分の人生にとって、すごく貴重な自己投資だと思いませんか?

婚活も「自分磨きのレッスン」だと考えれば、成婚するかしないか関わらず、そのためにかけた費用は無駄にならないはずです。

せっかく決意して始めた婚活ですから、これから「自分磨きレッスン」を有意義に過ごしていきましょう。