婚活ビジネスと少子化問題

先日良縁ネットは国会議員会館にて開催されました婚活・街コンサミットに参加して参りました。
その際興味深いお話がございました。

「人口ボーナス期」と「人口オーナス期」について。

人口ボーナス(Population Bonus)とは、子供と老人が減り、生産人口が増えて経済成長が後押しされる時期を指します。
日本ですと1960年代から1990年代後半があたります。
この時期は高度経済成長期と重なり、重工業など男手が必要とされます。

一方の人口オーナス(Population Onus, onus=重荷、負担)は、ボーナス期の終わりとともに到来します。
現在の日本はまさにこのオーナス期にあたり、生産人口より従属世代が増え、「年老いた国」となります。
この時期は女性の働き手も必要とされる、ということです。

参考:
Demographic Dividend (Wikipedia)

女性が働きに出るという事は、結婚や出産の機会が減るという事になります。
その為、どうやって女性に働いてもらいつつ、家族として子供を産み育て少子化を抑えるかがサミットの1テーマでした。

サミットで提案されていた働き方は、残業をさせない事・男性も休暇を取りやすくする事でした。

婚活ビジネスは日本の国策に密接に結びついている事を実感させられるサミットでした。